第4回目の助っ人特集はカイオ・ルーカス・フェルナンデスです。この選手は、高校で来日し、そのままJリーグ入り。その後、世界へ羽ばたいていった、まさにこれから大注目の選手です。
日本に来るまでの経緯
1994年4月19日にブラジル サンパウロで生まれ、名門サンパウロの下部組織でプレー。しかし厳しい競争に勝てず、プロへの道が閉ざされてしまいました。彼は17歳で日本行のセレクションを受け合格。千葉国際高等学校に留学生として入学しました。
日本での活躍
高校時代は、切れ味鋭いドリブルなどを武器に千葉国際を高校選手権千葉県予選ベスト4へ導きました。
高校時代の貴重な映像が以下で見れます。黄色ユニフォームの11番がカイオかと。
https://www.youtube.com/watch?v=7zqhLN9s3_E
確かにうまいですが、突出しているわけではなく、後から伸びたんだなぁというのが分かります。
プロC契約で鹿島に入団。
1860ミュンヘンへ移籍したFW大迫の穴を埋めるストライカーとして期待されました。
さすがに大迫の穴は荷が重いですが、ルーキーイヤーでリーグ戦30試合出場8得点を記録し、
Jリーグベストヤングプレイヤー賞にも輝きました。
https://www.youtube.com/watch?v=TOXfZT0O0TA
帰化して日本代表も期待されましたが、2016年にUAEのアルアインに移籍します。
鹿島での推定年棒2000万円に対して、アルアインでは1億5000万円と7.5倍。。。これは致し方ないですね。
日本を去ってから現在
アルアインでは主力と(2016~18シーズン、55試合で21得点)して活躍していたカイオにまたとないチャンスが訪れます。
開催国王者として出場したFIFAクラブワールドカップ UAE 2018では全4試合に出場して1得点を挙げ、準優勝に貢献しました。
個人としては、個人賞の第2位にあたるシルバーボールを獲得し、この活躍が認められつい先日ポルトガルの強豪「ベンフィカ」との5年契約が合意に達しました。
カイオの欧州での活躍に目が離せませんね。